救急救命士の働くを応援

東京ベイ・浦安市川医療センターの救急部門は、北米型ERをモデルに開設されました。　北米型ERとは、全ての診療科の救急患者さんに対する初期治療を救急科のスタッフが行います。診療後、専門的な治療が必要な場合には、各専門科へコンサルテーションを行い、入院や通院などのフォローアップを依頼するシステムのことです。

現在、浦安・市川市内だけでなく、千葉市、松戸市、船橋市、習志野市など市外や、東京都、埼玉県などの県外からの救急搬送も受け入れています。

そして、2023年度には千葉県より救命救急センターの指定を受け、同年度救急車受入台数は12344台で、過去最高となりました。

これだけの救急患者さんを受け入れているため、緊急性のある患者さんを見逃さないように、救急を受診される全ての患者さんのトリアージを行い、緊急度の高い患者さんを判断し診察につなげていきます。当院を訪れる患者さんは小児から高齢者まで、地域の特性として国内外の旅行者の来院もあり、疾患や年齢は幅広く、常に患者さんに安心で安全な医療と看護の提供に医師、看護師、救急救命士一同心がけています。